０5年09月04日（日） 天気：晴、最低気温17℃ 某支流（片品エリア）
	前回３月に帰国して以来５ヶ月ぶりに日本へ戻った。海外で疲れ切った心と体をリフレッシュさせる為、どうしても支流の岩魚と出会いたかった。また昨年末に完成したDate-netに魚を入れてみたかった。しかしながら９月の初めともなれば、どこの川もストック量が厳しい時期で、釣果に不安が残る。癒し系HP仲間のクラさんに相談して、アドヴァイスを頂き、片品エリアにある某支流をチョイスした。 午前中のみの勝負である。 初岩魚１８ｃｍ ２３ｃｍの岩魚 岩魚２３ｃｍ 入渓直後は魚影が薄く厳しかったが、奥に行くにつれ良い感じで魚が出るようになって来た矢先に、２人の餌師が釣り下って来た。見ている前で岩魚を釣り上げる。明らかにリリースサイズなのだが、魚籠の中に入れてしまった。もちろん彼らの背中には鑑札が無い.... 折角気持ちよく釣りしていたのだが、ブルーな気分になってしまった。 気を取り直してそこから釣り上がったのだが、またまた魚の警戒心が強くなってしまっているようである。 なんとか餌では釣れないような場所を通して、釣る事は出来たがちびっ子しか釣れてこない。１時間ほど歩いたところに林道が見えたので、終了して引き返す事にした。数は数えていないが多くの岩魚と巡り合い、会話する事が出来た。そしてまた無事に戻っていった。彼らには来年の資源として繋げて欲しい。 クラさん、Ｄａｔｅ−ｃｈｉさん どうもありがとうございました！！
	０5年09月09日（金） 天気：晴、最低気温２０℃ 奥利根支流（水上エリア）
	ずっと前から思っていたのだが、日本に帰国したら釣れても釣れなくても良いから、利根川支流に行きたかった。 私のネット作成者Ｄａｔｅ−ｃｈｉさんと、思い入れのある渓である。 今回は朝一本流で、その後支流に遡るプランを立てた。。 朝一の本流は台風直後で微妙な時期なので、もしかしたら爆釣が期待出来るのか？と密かな希望を持っていったが案の定撃沈してしまった。 思考を切り替えて一路支流へ車を走らせる。 本命の支流に入り、アップストリームのランガンを始める。前日に人が入った形跡が見られ、どうやら魚の警戒心が強い。滝を遡上する姿は見られるが、ルアーに反応してくる魚がまれである。 どうやら今日は厳しい釣りになりそうだ。おまけに久々に沢歩きをするので、バランス感覚が悪く何度も転倒してしまい、移動の面でも厳しい.... ２６ｃｍ岩魚 産卵の為に本流より遡上した。 ヒットポイント この様な滝が連続する。 ２５ｃｍ岩魚、この個体も抱卵している。 ヒットポイント この２匹の他はちびっ子しか釣れなかった。また他の支流も行ったが、同じようにちび岩魚の姿しか見れなかった。 こうして短い夏が終わった．．．． また来週からは、南の海で釣りをすることになります。 釣果はもとより心の充電が終わったので、満足できました。来年もまた同じフィールドに元気の良い岩魚の姿が見たい。そんな思いを込めて釣り上げた岩魚を丁寧にリリースした。そしてこれからも楽しい釣りがいつまでも出来るように願いたい。